アトピーに効く栄養成分

アトピー対策として食事療法など栄養に気を遣うことを考える場合、過剰な免疫反応の原因となる栄養成分を控え、アトピーの改善に役立つ栄養素を積極的に補充する、という二つのアプローチを同時に行っていく必要があります。

 

アトピーの免疫反応に関連の深い栄養素として、オメガ6脂肪酸があります。オメガ6脂肪酸、特にリノール酸は過剰摂取とアトピー反応の強さにはっきりとした相関が見られており、オメガ6脂肪酸自体は必須脂肪酸ですが近年では過剰摂取が問題となる脂質ですので、アトピーに悩む方は特に摂取量を制限しなければなりません。

 

オメガ6脂肪酸は植物油の多くにたくさん含まれるため、料理に用いる油そのものを減らすことが重要な対策となります。

 

その一方で、一部の栄養素が不足することもまたアトピー性皮膚炎発症の大きなリスクであることが知られています。

 

特にミネラルとビタミンは重要です。水溶性ビタミンはアトピーに限らず皮膚の健康状態を保つための栄養素であるため重要で、その他ビタミン・ミネラルは不足によりアトピー反応が起こる原因となることが臨床上わかってきています。

 

アトピー改善にはできるだけ食事により様々なビタミン・ミネラルを取り入れることが勧められるのですが、どうしてもそれが難しかったり負担になるようならば、食事にできるだけ気を遣うことを前提としてサプリメントの力を借りるのもいいでしょう。

 

ただし、水溶性ビタミンであるビタミンB群・Cは前述の通りアトピー改善に重要な栄養素ですが、摂取後短時間で尿に溶け排出されてしまいます。

 

特にビタミンCの血中濃度半減期は一時間程度とも言われ、一日一回サプリメントで摂取したから大丈夫というものではありません。ビタミンCに関しては3食の食事でも意識して摂取していく必要があります。