アトピーとプール 入るときに気をつけたいこと

アトピー性皮膚炎の方は何かとプールが問題になります。特にお子様の場合はプールの授業がありますから、毎回休ませるのもかわいそうだとプールに入れさせる人もいるかと思いますが、やはりトラブルは起きがちなものです。アトピーの状態や体質を見極めながら、無理なときはやはり諦めるという選択を取ることも重要です。

 

アトピー性皮膚炎が悪化する大きな原因は、外からの刺激です。例えば肌に合わない化学繊維の衣類を着続けることでもアトピー性皮膚炎の発症の原因になりますし、蚊に刺された部位を掻き続けることでも発症することがあります。

 

そしてこの点に着目すると、プールというのは非常にアトピー性皮膚炎によくないものです。プールに入ることで肌に晒される刺激とは、プールの塩素と日光です。プールの塩素は体質にもよりますがやはり大きな刺激となるもので、雑菌を殺すためのものですから肌への影響は免れません。

 

特に日常的にプールの塩素を浴びていると皮膚の保湿力が落ちやすく、かさつきはじめると一気にアトピー性皮膚炎が悪化しはじめることがあり得ます。また日光の問題は、アトピー性皮膚炎をお持ちならば日頃から言われていることと思います。

 

室内プールならばともかく、室外のプールでは日光を浴びずにプールに入ることは不可能です。そしてこの二点はどちらも、体全身に浴びることとなるため影響範囲が広く、思いもよらなかった部位のアトピー性皮膚炎の発症原因になることがあります。

 

アトピー性皮膚炎は症状に波があるので、もし落ち着いている状態ならば医師の判断を仰ぎながら適度にプールに入ることも否定はしませんが、やはりアフターケアには気を遣うこと、状態が悪いときは決して入らないこと、この二点を守るべきです。